飲み水を作る方法
こんにちは、谷口です。
みなさん災害に対する準備は万端ですか?
飲み水がなくなったら困りますよね。
日本は海に囲まれた国なので、水は豊富なのですが海水は飲めませんよね。
そこで今回は飲み水の作り方について調べてみました。
無人島に流れ着いたら、水は生きるために必要なものですが、海水は飲めません。海水を飲むと、脱水症状や塩中毒になってしまいます。では、どうすればいいのでしょうか?ここでは、無人島で飲み水を作る方法を紹介します。
まず、海水を飲めるようにするには、海水を蒸留する必要があります。蒸留とは、液体を沸騰させて蒸気にし、それを冷やして再び液体に戻すことです。このとき、塩分や不純物は蒸気にならずに残りますので、蒸留した水は飲めます。しかし、無人島では火や鍋などの道具がないかもしれません。そこで、太陽の熱とプラスチックシートを使って海水を蒸留する方法を紹介します。
必要なものは、プラスチックシート(ビニール袋やレインコートなど)、石や枝などの重り、空の容器(ペットボトルや缶など)、海水です。作り方は以下の通りです。
1. プラスチックシートを広げて、地面に敷きます。
2. プラスチックシートの中央に空の容器を置きます。
3. プラスチックシートの周りに海水を少し敷きます。
4. プラスチックシートの端を持ち上げて、石や枝などで重りをつけます。プラスチックシートは空の容器の上でくぼませます。
5. 太陽の光が当たる場所に置きます。
このようにすると、太陽の熱で海水が蒸発し、プラスチックシートにつくます。その蒸気が冷えて水滴になり、くぼんだプラスチックシートから空の容器に落ちます。これが蒸留水です。この方法であれば、1日に数リットルの飲み水を作ることができます。
ただし、この方法には注意点があります。プラスチックシートや容器は清潔なものを使わなければなりません。汚れたものを使うと、細菌やウイルスが混入してしまいます。また、海水以外の水(川や池など)を使う場合は、事前に濾過して不純物を取り除く必要があります。さらに、蒸留水は塩分やミネラルが含まれていませんので、長期間飲み続けると栄養不足になる可能性があります。その場合は、果物や野菜などから塩分やミネラルを補給する必要があります。
まとめ
以上が無人島で飲み水を作る方法です。もちろん、無人島に流れ着くことはめったにありませんが、災害時や非常時にも役立つ知識です。いざというときに備えて覚えておくといいでしょう。