食べてはいけないキノコ3選
キノコは美味しい食材の一つですが、中には食べてはいけないものもあります。今回は、その中でも特に危険なキノコ3選を紹介します。注意してくださいね。
1. ベニテングタケ
このキノコは、赤い色と白い斑点が特徴的で、童話に出てくるようなキノコです。しかし、このキノコは非常に毒性が強く、食べると死に至ることもあります。主な症状は、嘔吐、下痢、腹痛、幻覚などです。このキノコは日本だけでなく、世界中に分布していますので、見かけたら絶対に触らないでください。
2. タマゴテングタケ
このキノコは、卵のような形をしており、白い膜に包まれています。この膜が破れると、中から茶色の傘が出てきます。このキノコは、食べた直後は何も感じないことが多いですが、数日後に重篤な肝障害を起こします。肝臓の機能が低下すると、黄疸や腹水などの症状が現れます。このキノコは日本のほか、アジアやヨーロッパにも分布しています。
3. ツキヨタケ
このキノコは、夜に発光する珍しいキノコです。青白い光を放つ姿は幻想的ですが、このキノコも食べてはいけません。食べると、神経系に障害を引き起こし、手足のしびれや筋力低下などの症状が出ます。重症化すると呼吸困難や昏睡に陥ります。このキノコは日本のほか、オーストラリアやニュージーランドにも分布しています。
まとめ
以上が、食べてはいけないキノコ3選です。キノコは美味しいですが、安全性が確認できないものは絶対に食べないでくださいね。自分で採ったり買ったりしたキノコでも、調理前にしっかり洗ったり火を通したりすることも大切です。健康に気を付けて、楽しい秋を過ごしましょう。